お金がなかったけどジンベイザメを間近で見たくて、地元の路線バスで3時間かけてオスロブまで行った話。
今年3月の3連休の話になるが、格安でジンベイザメを見ることができたので紹介する。
ジンベイザメを間近で見るためにはセブ島のオスロブという都市まで行かなければならない。
オスロブまでどうやって行けばいいの??
まず、日本からフィリピンのセブまで行く。
我が家はバニラエアの格安航空券で成田から直行便で行きました。成田を午後発なので現地に到着するのが夜。移動は翌日にして、セブシティで1泊した。新しくてきれいなホテルだった。最上階のバーで日本好きな若い女の子たちがいて、少し盛り上がって飲んで就寝。
フィリピンのビールはサンミゲルとレッドホース。サンミゲルはアップルやレモンなどフレーバーなど種類が豊富。
翌朝早く、サウスバスターミナルへ。ここからオスロブ行きのバスが出ている。
事前に調べた感じだと、クーラー有無など何種類かバスがあるようだが、よくわからないので
「オスロブ!オスロブ!ホエールシャーク(ジンベイザメ)!」とそこらへんの人に聞きまくってなんとかオスロブ行きのバスに乗り込む。基本的にみんなおせっかいなくらい親切。
後でわかったんだが、前払いじゃなくて走行中に車掌さんみたいなおっさんが来て、何やら穴の空いた(目的地別の)紙を渡してくれる。そこで料金を払うと言うシステムみたい。帰りもそうだった。400~500円くらいだった。3時間の乗るバスが500円て安いなあと思った。
バスのペイントがめっちゃかっこいい。やんちゃな人達の乗り物ではなく、ちゃんとした公共のバスだ。ちょっとエッチな感じの男女が描かれているものも(笑)
なんかフリーダム感いいなあ。
ターミナルは長いでっかい銃を持った警官がたくさんいて、ちょっとものものしい感じ。タバコを吸っていたら「指定場所で吸え」と怒られた。
わからなかったんだYO
ごめんYO
バスに乗り込む人に水や弁当、おやつなど、いろいろ売りに来てくれる。
両手がない物乞いや子供の物乞いも積極的に来る。同い年ぐらいだったので娘にとっては衝撃的だったようだ。
「ゲラウェイ!」と追い払った私に「かわいそうだよ」と。
このような時、どう言えばよかったのかな。うまく説明できなかった。でもパリでジプシーに襲撃されたことがあったのでとっさに追い払ってしまった。周りの現地のおっさんたちもそうしてたし。娘が覚えていて、もう少し大きくなったら話を振って一緒に考えてみよう。
バス車内。Wi-Fiすごく弱いけどある。
冷房付きのバス、ラッキー!
朝が早かったので、乗り込むなり爆睡。
車内、結構冷え冷えなので、タオルとか何かはおりものがあるといいかも。
この後、セブシティを抜けるとバスはかなり飛ばした。途中悪路があり、寝ていたが、体が何度か座席から離れて浮いたことを覚えている。
いやな予感がした。
オスロブ到着直前に子供が吐いた。
しかもバスの床に。
幸い、朝からゼリーしか食べさせていなかったのでライトな吐瀉物。持っていたタオルと大人用オムツ(海外では何が起こるかわからないので常備している)で吸収、清掃。ギリギリ降車に間に合った。
無事オスロブ到着。すでに3人とも疲労困憊。
ここからレンタル品や荷物を置かせてもらう交渉をしなければならない。
ちょっとすっきり。
朝からゲロ処理お疲れ様っす。オスロブ、バス停降りると大きい看板がありレセプションがすぐある。
オスロブに着いたらどうする??
私たちはマイシュノーケルと子供のライフジャケットを持参していたのでそれ以外を借りたいこと、スミロン島にも行きたいことをカタコトの英語で伝えて、3人で10000円くらいを支払った。バックパックはレセプション奥の建物で預かってくれた。
貴重品のロッカーは木製で今にも外れそうな南京錠が付いているものだったが、海に持って入るわけにもいかないので信じて託した。問題はなかった。
ジンベイザメを見に、世界中からたくさんの観光客が来ていた。
船の順番待ちでだいぶ待たされた。化学製品がサメに良くないようで、日焼け止めNG。この待ちの間にだいぶ焼けてしまった。帽子やラッシュガードは必須アイテムだ。
船の船頭さん?は撮影に慣れていてジンベイザメが入るように撮影してくれる。
娘の感想は水玉がランダムではなく規則正しくラインになっているね、というものだった。
娘もジンベイザメが餌を食べるところを間近で観察。どう感じてくれたのだろうか。
すっかりジンベイザメ好きになった娘。お土産にキーホルダーを購入。
スミロン島が近くにあるのでオプションで船を渡してくれる。行ってみた。
オスロブから船で20~30分。
上陸だけなら格安。
島のレストランや宿泊施設は結構高いので、上陸だけした。透明度が高く、暖かい海でシュノーケリングを楽しんだ。すごい透明度。プールかと思うほど。
ひととおり遊んで疲れたので、今夜の宿があるサンタンデールを目指す。バイクの横に座席が付いているような怪しげな乗り物(音と排気ガスがすごいけど、風を感じることができる)を捕まえてお宿まで。
バックパックは乗り物の天井にくくりつけてた。写真がなくてごめん。結構な重量詰めることにびっくり。
で、お宿はどうすればいい?
エデンリゾートに宿泊。
エデン リゾート (Eden Resort) -オスロブ-【 2017年最新の料金比較・口コミ・宿泊予約 】- トリップアドバイザー
プールが海と繋がっているようにに見える、素敵なリゾート。庭が広く綺麗に手入れされていてまさにエデン。下の海岸に下りることができて、そこもとても綺麗。シュノーケリングが楽しめる。ダイビングショップも併設されている。2泊ずっと滞在していたが、その間の酒代、食事代込みで3人で40000円しなかった。かなり飲んだが。
リゾート下の海、サンゴがきれい。お魚もたくさん。
ここからの夕日が最高にきれい。
「そこのお父さん、奥さんに夕日をプレゼントしませんか。」
気づいたら、ヤモリが入ってて娘大喜び。ヤモリインビーン。
帰りはエデンリゾートから最寄りのバス停まで、例の謎の乗り物で行き、セブシティ行きのバスに乗った。
帰りは渋滞したので4時間ほどかかったが車内でスピード (映画) - Wikipediag
が流されていたので「きゃー!危ない!」などど娘とハラハラしながら見ていたら意外と早く時間が過ぎた。帰りはノンゲロだった。
サウスバスターミナル前のセブンイレブンのイートインスペースがすごい。
きれいだし、みんなもりもり飲食している。
酒は外で飲んでくれと促される。
地元のおっちゃんたちが、楽しく飲み始めている。
すごいなセブンイレブン。
余談だが帰り空港で容赦なくライターを捨てられた。
飛行機搭乗までどうすんだいと思ってたら喫煙ルームが。ライターあるのかしらと入ってみたら、謎のボタンが。ボタンを押すとビーーーツと変な音がして上の丸いところが熱くなる、車のシガー ソケットみたいな感じ。
音が出てひとり喫煙所でびびったので写真とった。動画の方が面白かっただろうな。
だいぶ安く上がったセブ旅行。
バスでどう?