不自然な貝
娘と2人旅。
東京港を出て28時間、ようやく母島に到着。
長かった。
↓今回お世話になった民宿
地元の食材を使ったお料理がとても美味しい。
屋上ベランダから見える星空がとてもきれいで気持ちがいいのだ。
お風呂も広くて使いやすかった。子連れで布団だけありにしたのに嫌な顔一つされず、むしろ良くしてくれてとても気持ち良く過ごす事が出来たのである。
子猫が裏で飼われていて、娘はこの猫ちゃんに夢中であった。
さて少し散策を、と考えて宿周りをウロウロしていると、
↓ヤドカリがいた。
小笠原諸島には天然記念物のムラサキオオヤドカリがいる。
娘曰く、
「不自然なところに貝があったら、ヤドカリか灰皿なんだよ。」
「!?」
ヤドカリは普段海岸付近にいる物だが、道路や林の中など結構水辺から離れたところにもいる事があるのである。
それを娘は見つけてくるのだが、その見つける基準が”不自然さ”にあるようだ。
小笠原は各ビーチ本当にきれいに手入れがされていて、屋根のある休憩所に椅子とテーブルが置いてあるところも多い。そこにシャコガイが置いてあって
娘「ヤドカリか!?」
と覗き込んだら灰皿だった事があるようで、
不自然な貝=ヤドカリか灰皿
とインプットされたようである。
子供というのは面白いものだ。